イギリスワインは、今ワイン業界でも注目されているワインです。
イギリスは、シャンパーニュと地続きだったと言われており、石灰質土壌に冷涼かつ品質の高いブドウが育つ環境であることがポイントです。
イギリスワインを知るために、ここではイギリスの有名なワイナリーをいくつかまとめてみました。
ぜひ、参考にしてみてください。
イギリスの有名なワイナリー【まとめ】
イギリスにも、数多くのワイナリーが存在しています。
そのため、旅行をする際などに寄ってみるというのもひとつの楽しみでしょう。
イギリスのなかでも特に有名なワイナリーを紹介していきます。
引用:https://ameblo.jp/britain-park/entry-12198350247.html
レヴェンソープ・ワイナリー
ヨークシャー州は、古くからワイン造りが行われていたと言われている州です。
そんな、歴史ある産地にあるワイナリーが、“レヴェンソープ・ワイナリー”。
この場所には、聖マリア修道院のベネディクト会修道士や、カークストール修道院のシトー会修道士などがブドウ栽培や技術の普及に貢献してきたと言われており、このヨークシャー州にもその技術が伝来してきました。
レヴェンソープ・ワイナリーは、5エーカーほどの小さな自社畑とは言われていますが、自家用ワインではなく商業用のワイン造りを行うワイナリーということで知られ、品質の高いワインを造り続けています。
レヴェンソープ・ワイナリーは、1985年に開設されたワイナリーで、リーズ市内からは20分程度とアクセスしやすい場所にあります。
なかでも、“レヴェンソープ・スパークリング・ロゼ”というアイテムは、さまざまな賞を受賞しています。
見学ツアーは無料ですが、要予約です。
スリー・クワイヤーズ
北グロスタシャー州に位置している、イギリスで最も古いと言われているワイナリーが、“スリー・クワイヤーズ”です。
フォレスト・オブ・ディーンに位置しており、その広大な自社畑は圧巻です。
盆地のような形状になっている場所に位置しているため、暑すぎず冷涼なテロワールとなっており、ブルゴーニュのような微気候を持っているのが特徴です。
スリー・クワイヤーズは、広大な土地を持っていることから、イギリスワインに革命を起こすべく、さまざまな実験が試みられています。
中でも、“ザ・クラシック・キュベ”というワインは、『イングランドおよびウェールズ年間ワイン大会』というコンクールで銀賞を受賞するなど、高い評価を獲得していることで知られています。
グロスター市内から車で20分程度でアクセスできる場所にワイナリーがあるので、観光がてら寄ることができるでしょう。
キャメル・ヴァリー
コーンウォール州にある、有名なワイナリーが”キャメル・ヴァリー”です。
ボドミンとパドストウという場所の中間に位置しているワイナリーであり、『コーンウォール』というワインが“ザ・ソムリエ・ワイン・アワード”にて金賞を受賞したことで大きな話題となりました。
キャメル・ヴァリーは、1989年に開設された家族経営のワイナリーで、家族経営でありながら広大な土地を持つ高名なワイナリーです。
繊細かつ、エレガントな味わいが好まれており、高級レストランや高級スーパーなどに仕入れられ、セレブからも愛されているワインを造り続けています。
ツアーは、数種類用意されているので事前にチェックしておくと良いでしょう。
ニューキー空港からは、車で30分程度でアクセスすることができます。
ナイティンバー ワイナリー
イギリスワインの品質の高さを世界に知らしめたといっても過言ではない、そんな存在のワイナリーが、“ナイティンバー ワイナリー”です。
ウエスト・サセックス州に約500エーカーほどの広大な土地を持つワイナリーであり、シャンパーニュ同様の製法で高品質なスパークリングワインを製造しています。
白亜質土壌や冷涼な気候、さらにシャンパーニュと同様のテロワールを持っているとも言われているため、非常に高い品質のワインが造られます。
ウエストピノ・ノワール、ピノ・ムニエ、シャルドネという、シャンパーニュの定番品種が栽培されており、イングリッシュ・スパークリングワインのパイオニアとしてこれからも高い品質を維持し続けて行くでしょう。
ロンドンから1時間半くらいでアクセスできるので、ぜひチェックしてみてください。