南部に多い|イギリスの著名なワインの産地

南部に多い|イギリスの著名なワインの産地

近年、話題になっているのがイギリスのワインです。
特にイングリッシュ・スパークリングワインと呼ばれる、シャンパーニュ製法で造られているスパークリングワインが注目されており、国際的にも高い評価を得ています。

しかし、まだまだイギリスワインは知られていない部分も多くあります。
ここでは、イギリスワインについて紹介していきたいと思います。

当サイトでは、イギリスのワイナリーについても紹介していますので、こちらの記事もぜひご覧ください!

イギリスのワインの産地は南部に集中している

例えば、イタリアやスペインといった生産国は、地中海気候の恩恵を受けているため全土で栽培、醸造されています。

しかし、イギリスは冷涼な国であるため、全土ではワイン造りが行われておらず、南部にワイナリーが集中しています。

南部なのでとても寒い地域と思われていますが、シャンパーニュと同様のテロワールと土壌組成を持っていると言われており、比較的温暖な気候条件が揃っているのでブドウ栽培に適しているのです。

引用:https://etcetera-japan.com/2018/10/19/clouds-hampshire-like-human-face/

ワインの生産が有名な州

では、イギリス南部のどのような州でワインが造られているのか、詳細に紹介していきましょう。

ケント州

ケント州は、旅行者にも人気が高い州のひとつであり、ロンドンの南東に位置しています。
この地は、農作物が多く造られている豊かな土地として知られており、生産物がロンドンに届けられることからロンドンの台所とも呼ばれるほどの州です。

そんなケント州の特徴といえば、間違いなくその土壌組成です。
石灰質土壌が中心となっており、テロワールもシャンパーニュに非常に近いことで知られています。

ケント州には、さまざまなワイナリーがありますが、特に人気が高いのがチャペルダウン・ワイナリーというワイナリーです。
イギリス国内でも高い評価を得ているワイナリーであり、観光客がワイナリー見学をしにくるほど。

イングランドとウェールズで行われるワインコンクールでも、高い評価を獲得しているワインが選定されているなど、今後も注目され続けられることは間違いのないワイン生産地ではないでしょうか。

ウエスト・サセックス州

イングリッシュスパークリングワインを、世界的に広めたといっても過言ではない銘醸地が、ウエスト・サセックス州です。
ナイティンバーワイナリーを有するこの地は、ピノ・ノワールやシャルドネ、ムニエといった高品質なスパークリングワインに必要なブドウ品種が、最も適している地と言われています。

ウエスト・サセックス州の土壌は、白亜質土壌と言われており、あのキンメリジャンであるということで話題です。

キンメリジャンは、シャルドネの一大産地であるブルゴーニュ北部のシャブリが、この土壌であることで有名であり、シャルドネがミネラル感のある素晴らしい品質に仕上がります。

ウエスト・サセックス州は、ブドウがゆっくりと熟成していくため、ポリフェノール量や酸をしっかりと蓄えた理想的なブドウが収穫することができます。
細かな泡と香り豊かなスパークリングワインが生まれる、イギリスきっての最高の土地です。

サリー州

イギリスワインを語る上で、忘れることができないのがサリー州です。
ロンドンから1時間程度でゆける場所であり、こちらもシャンパーニュに近い土壌を有していることで知られています。

ウエスト・サセックス州と同様に、スパークリングワインは瓶内二次発酵で造られており、繊細な泡とフレッシュな香り、奥行きのある複雑な味わいが魅力溢れる素晴らしいスパークリングワインを醸します。

南部には、イースト・サセックス州やハンプシャー州があり、こちらにも徐々にワイナリーが集まり始めています。

今後も、イギリスワインは注目され続けることは間違いありません。
南部のイギリスワインを、ぜひチェックし続けてみてください。