あまり有名じゃない!?イギリス国内の赤ワインと白ワイン事情

あまり有名じゃない!?イギリス国内の赤ワインと白ワイン事情

イギリスワインは、まだまだマイナーな存在であり、ほとんどその内容を知らないという方も少なくありません。

実は、古くからワイン造りが行われていたと言われていますが、消費量が多いことから生産されている、というイメージはほとんどないのかもしれません。
ここでは、イギリスワイン事情について考えていきたいと思います。

イギリスは赤ワインと白ワインの生産はあまり行われていない

イギリスでは、さまざまなワインが生産されていますが、実はスティルワインの生産量はあまり多くありません。
スティルワインというのは、静かなワインという意味であり、非発泡性のワインのことを差しています。

一般的なワイン生産国では、赤ワインや白ワインといったスティルワインの生産が大半を占めていますが、イギリスで注目されているのはスパークリングワインです。

イギリスの南部は、シャンパーニュに近い石灰岩質やテロワールが近いことから、以前からスパークリングワインが生産されていました。
ですが、あまりに冷涼であることからその注目度は低く、ニューワールドのスパークリングワインに影を潜めていたのです。

しかし、近年温暖化の影響を受けてシャンパーニュの平均気温が上がってしまい、逆にイギリス南部が以前のシャンパーニュの平均気温になってきました。
こういった背景からも、イギリスではスパークリングワインが多く造られており、赤ワインや白ワインのスティルワインはまだまだ生産量が少ないのです。

ワインの生産量は少ないがワインの輸入量は世界トップクラス

イギリスという国の特徴のひとつに、生産量よりも消費量がとても多いということがあります。
2014年に発表された国別ワイン消費量ランキングによると、イギリスはワイン大国に次ぐ、1,386,700㎘であり世界第6位となっています。

なんと、消費量ではスペインを上回っている計算になるなど、消費量としてのワイン大国でもあるのです。

一人当たりの消費量に関しては、アメリカよりも高く、21.3ℓほど。
ほかにも飲んでいる国はあるのですが、生産量を考えると相当なワイン好きな国ということがわかります。

イギリスは、古くから多くのワインが輸入されてきている文化があり、イギリスで認められることが成功という時代もありました。
さらに、世界最高峰のワイン資格と言われているマスターオブワインの称号を持つ人も、イギリス人が多いことで知られています。

このように、飲む側としても注目度が高いイギリス。
今後のワイン生産について期待がもてるのではないでしょうか。

おすすめのイギリス産赤ワインと白ワイン

イギリスでは、赤ワインや白ワインがあまり生産されていないとお伝えしました。

しかし、数少ないワインの中には、とても有名で国際的な評価が高いワイナリーも数多く存在しています。
ここからは、イギリスで有名な赤ワインと白ワインを紹介していきましょう。

チャペル・ダウン ユニオン・レッド

ブラックカラーのラベルがスタイリッシュな印象を放つワイン、チャペル・ダウン ユニオン・レッド。
ピノ・ノワールで有名な生産者であり、果実味のしっかりとした、まろやかなミディアムボディのワインを造ります。

チャペル・ダウン ユニオン・レッドは、ピノ・ノワールのクローンとロンドというブドウ品種などをブレンドして造られており、さくらんぼを思わせる風味を持ちます。

ケント州のテロワールを最大限生かした1本となっているのです。

引用:https://item.rakuten.co.jp/montezumas/cd_unionred2014/

ボルニーエステート ピノ・ノワール

ピノノワールで高い注目を浴びているのが、ボルニーエステート ピノ・ノワールというワインです。

南イングランドのブッカーズ・ヴィンヤードという場所に位置しているこのワイナリーは、小石が多いブドウ栽培に適した産地として知られています。
少人数で造られているブティックワインであり、その味わいは濃厚かつバランスの良い1本です。

色がしっかりと濃いため、味わいもその分強く、肉料理など強めの料理との相性がとても良い絶品ワインとなっています。

サリー・ゴールド

サリー・ゴールドは、イギリスのサリー州で造られているワインであり、最もイギリスで有名と言っても過言ではない、有名な白のスティルワインです。

1990年から醸造を開始したサリー・ゴールドですが、品種はミュラートゥルガウなど、ドイツ系品種が多く使用されているのが特徴的です。
エスニックな風味の料理との相性が良く、リンゴのコンポートを思わせる風味を持っています。

レッドランズ

イギリスのサリー州で作られいてるワイン、レッドランズ。

ミディアムボディタイプの赤ワインとなっており、濃厚な色合いがイギリスらしい印象を与えます。
冷涼でありながら、しっかりとした日照量を得れる自社畑を有しており、使用されているブドウはしっかりと熟しています。

一度、味わいの良さを知ったらイギリスワインを見直すきっかけになる。
そんなことを思わせてくれる、非常に品質の高い1本になっています。