イギリスは、赤や白といったスティルワインと比較してもスパークリングワインの生産量が多く、その品質の高さが世界的にも注目され始めています。
ここでは、イギリスのスパークリングワインについて考えていきたいと思います。
おすすめのイギリス産スパークリングワイン
イギリスには、さまざまなワイナリーが存在しており、スパークリングワインも数多く生産されています。
しかし、むやみにいろいろと飲んでいるだけでは、イギリススパークリングワインの真価は分かりません。
ここからは、イギリスのスパークリングワインの中でも、特に有名なアイテムを紹介していきます。
ぜひ、チェックしてみてください。
ハッシュ・ヒース・エステイト バルフォー 1503 ロゼ・ドライ
まず、イギリスのスパークリングワインを語る上で外せないのが、「ハッシュ・ヒース・エステイト バルフォー 1503 ロゼ・ドライ」というワイン。
ハッシュ・ヒース・エステイト バルフォー 1503 ロゼ・ドライは、イギリスでも珍しいロゼワインのスパークリングワインであり、ケント州にあるリチャート・バルフォー・リン氏が造るワインです。
2010年に設立されたばかりの新しいワイナリーでありながら、ステファン・スケルトン氏というマスター・オブ・ワインでも有名な人物の助言のもと、全く新しいスタイルでイギリスワインを造り始めています。
「ハッシュ・ヒース・エステイト バルフォー 1503 ロゼ・ドライ」が造られているこのワイナリーは、なんとロゼ・スパークリングに特化していることで知られており、かなり珍しいワイナリーということでも話題です。
ワイナリー・オブ・ザ・イヤーを4度も受賞している凄腕生産者であり、イギリスワインファンはもちろん、世界中のワインファンから厚い注目を浴びています。
繊細な味わいで、フルーティーでシャープ、飲み心地の良いモダンなスタイルに仕上げられています。
ワイン好きであれば、ハッシュ・ヒース・エステイト バルフォー 1503 ロゼ・ドライを一度は口にすべきでしょう。
ホワイトダウンズ
クラシカルなラベルデザインが特徴の、ホワイトダウンズ。
デンビーズ・ワイン・エステイトで造られており、品種はなんとセイベル・ブラン100%。
このホワイトダウンズも、イギリスでは大変有名なワインであり、ワイン好きであれば知らぬ者はいない注目アイテムです。
さらに、驚くべきことにシャンパーニュと同様の瓶内二次発酵を経て造られていることから、その品質は本場シャンパーニュをも凌駕するとさえ言われます。
セイベル・ブランの持つ、フルーティーなアロマを生かした、フレッシュで飲み心地の良いスパークリングワインです。
引用:https://wine-best.com/denbies/
ブルームスベリー
ゴールドカラーのラベルが高級感を放つ、今話題のイギリススパークリングワインが、「ブルームスベリー」です。
イースト・サセックス州にあるリッジヴュー・ワイン・エステイトが造るスパークリングワインであり、シャルドネとピノ・ノワール、ムニエの3品種が使用されている、れっきとしたシャンパーニュスタイルのワインに仕上げられています。
シャルドネを主体に造られていることから、アロマが豊かでシャープな味わいが特徴と言えるでしょう。
ラベルには、英国人クリストファー・メレットの名前が配されていますが、これはドンペリニヨンより先に瓶内二次発酵でワインを造っていたと言われている彼に敬意を払ったものです。
洋梨の香りや熟成によるブリオッシュの香り、さらにミネラル感も充実している最高峰の1本に仕上がっているのではないでしょうか。
カヴェンディッシュ
イースト・サセックス州のリッジヴュー・ワイン・エステイトが醸すスパークリングワイン、カヴェンディッシュ。
シャルドネを主体に、ピノノワールとムニエが半々にブレンドされています。
洋梨らしさを感じさせながら、ブラッドオレンジのようなピノ種由来の香りも魅力的な1本となっています。
瓶内二次発酵で造られているため、泡立ちがきめ細かく、いつまでも繊細な立ち上がりを眺めることができます。
口当たりが優しく、イギリスワインらしい繊細さが楽しめる1本ではないでしょうか。
引用:https://www.budouya.jp/products/detail.php?product_id=1364